紙バンドの紙①の所で、・・・・・紙バンド品質の優劣は、①使用する原紙と、②紙バンド加工技術で決定される・・・・・と書きましたが、紙バンド手芸業界?では肝心の製紙会社が見えにくい為、紙の説明がちゃんと出来ないのが実情です。だから!紙バンド品質の悪さが「紙」のせいにされるのです!

手芸用紙バンドに関する紙の説明は、皆さんご存知の「100%再生紙」とか「再生パルプ」位ですが、メイン商品=色バンドは、紙業界の事情により(ほぼ)100%パルプ製となっているので(ほぼ)再生紙ではありません。もし本当に100%再生紙を謳うのであれば、使用する古紙パルプとパルプの割合 注1を説明したほうが良いと思います。

注1「20%古紙:80%パルプ」かも知れません。「10%古紙:90%パルプ」かも知れません。そういう事です。せめて「50%古紙:50%パルプ」で再生紙と言いたいですね。

かなり古い記事ですが、兎屋ブログ2008年1/9「再生紙偽装?複雑です」にいろいろ書いています。このころは再生紙問題に関するニュースを追いかけていました。再生紙は怖いですよ。さわらぬ神に祟りなしじゃ。

また、富士山の伏流水や地下水で 注2 ・・・というイメージ作りも、紙バンドの原紙にはあまり関係は無いですね。むしろ四国山脈に降った雨水で紙を抄いています!のほうが正直です。

注2 因みにクラフト紙バンドに使用するクラフト原紙は、ほとんど静岡県の製紙会社で作られているので、紙の抄造時に使う水を井戸から汲み上げているのであれば、富士山の伏流水だと思いますが、工業用水を使っている場合は富士川の水=山梨県や長野県から流れて来た水になります。

要は、紙バンドの品質を上げるには、再生紙云々よりも、紙の根本品質から見直した方がえぃじゃいか、と思うのですよ。