2002年春、紙バンド手芸材料の専門ショップ「兎屋」をスタートさせて2~3年経過した頃から考えていた事に「不規則模様の紙バンド」というのがありました。そして何度かチャレンジ(失敗多々:笑)した結果が、現在販売中のマーブル紙バンドです。しかし「これだっ!」と思える域には達していなくて、いつか必ず納得できるマーブル紙バンドを作るぞとずっと思っていました。

2016年に入って私のマーブルスイッチが入り、秋には4パターンのマーブル紙バンドをお見せする事が出来るはずです、とフェイスブックの「  ♯35 日本製のマーブルカラー紙バンド(2) 」で書いていました。で、ちょっとだけ経過説明をして見ます。

写真を見て頂けると、兎屋がやろうとしている事がお分かりになると思います。これがマーブル紙です。今まで兎屋で販売していたマーブル紙バンドの原紙は、マーブル風な印刷をしていたのですが、この秋発売予定の為に準備中の紙はちゃんとしたマーブル紙となっています。想像して下さい!マーブル紙を糸に撚って、紙バンドにしたら、そしてこのマーブル紙バンドで作られたカゴ・バッグを想像して見てください・・・・・・そういう事です、兎屋の考える事はね。


この流れ模様がマーブル紙の特徴です。顔料もしっかり載っています。

試に翻訳ソフトにマーブルを入れて見ると、マーブル→Marble→大理石と出ます。更に大理石を画像検索すると、なるほど大理石の表面に複雑な模様が出ているのがわかります。marble paperでも画像検索をして見ると大理石模様の紙が沢山あるのがわかります。このマーブル紙は昔から西洋で作られている紙です。私としては、この紙こそ「不規則模様の紙バンド」に出来る紙だと考えるのですが、そんな紙は世の中には有りません。さてどうする・・・と言うのが長い間の懸案だったわけで、それを実現したいが為の旅を兎屋がしていたという事です。

マーブル模様の「印刷」ではどんなに版を工夫しても、サッパリした印象の模様しか出せません。まぁそれはそれで良いのだけれど、もっと上品な風合いを表すには現方法でのマーブル紙バンド製造では無理だとあきらめていました。そして一つの方法にたどり着いたのが写真の紙です。この紙が高価な紙だという事は先にお話しして置きます。


不連続模様が糸になって、紙バンドになって、カゴ・バッグになると思うとワクワクします。

大事なのは、その高価な紙の性能を100%引き出す加工が絶対条件だという事です。折角の紙をグダグダの紙バンドにしてはダメですからね。で、そこの所は兎屋がずっと取り組んで来た兎屋紙バンド(品質は愛媛県四国中央市の加工会社さんのご協力で10数年掛かって達成出来ています。感謝です)の品質で完成です。  さてここまで書いてちゃんと出来るかな?ちょっと不安感もありながらの経過説明でした。