兎屋で販売する手芸用紙バンドは2ブランド。一つは2003年から品質向上に取り組んで来た愛媛県四国中央市産の紙バンド。もう一つは2015年から取り扱いを開始した静岡県富士市産の紙バンドです。
簡単にまとめると・・・・・
①くらふと コレクションカラー/原紙:高知県 紙バンド加工:愛媛県
②クラフト カラー紙バンド  /原紙:愛媛県 紙バンド加工:静岡県
※但し、くらふと クラフト の原紙はどちらも静岡県です。

愛媛県産の兎屋紙バンドはすでに10数年以上の実績があります。当初は愛媛県の原紙でスタートしましたが、途中から強靭な高知県の原紙に切り替え、それが功を奏し厳しい紙バンド加工が可能となりました。長い品質向上の道でしたが、一つ峠を越えたと思っています。兎屋は創業時の「目標」を実現する為にも引き続きこの道を辿ります。

兎屋は私(佐野)と家内の二人だけでやって来たので、生産設備もお金もない所からのスタートでした。という事は他社と同じではダメになるので、どうずれば生き残れるか?と考え抜いた末にたどり着いた「紙製品は原紙が命」を実践する為に製紙会社との関係構築に努めて来ました。その結果、四国の製紙会社と四国中央市の紙加工会社さん達との信頼関係が元となり、良い品質に繋がっています。

2015年から取り扱いを始めた静岡県産の紙バンドはどうか?と言うと正直に言いますが、当初は良くはありませんでした。しかし兎屋として関わった以上は、まず品質向上だと強く感じ、2015年と2016年・・・・たった2年とは言いながらも、何度も壁に当たり品質が向上しませんでした。そしてやっと2016年秋に品質の線をクリアしたと判断しました。兎屋で販売する静岡県産カラー紙バンドの売り切れが多かった理由はまさに、これだったのです。ご迷惑をお掛けしました。

兎屋紙バンドの品質が良好安定するのに10数年掛かっている事を考えれば、後発メーカーの紙バンド品質がたった2年である線まで到達出来たという事はすごい事です。兎屋も必死に応援しましたが、この結果は富士市の加工会社の社員さん達の努力の賜物だと考えます。

やっと「ある線をクリア」した兎屋が販売する「静岡県産紙バンド」は、商品在庫の充実を図りながら、暫くは安定を確認する期間が必要となります。2017年はたぶん?普通にご提供できるかと思っています。

因みに、「愛媛県産紙バンド」の方はと言うと、私が何も言わないのに先方さんから一方的な品質向上の提案が次々とあります。この数年この傾向です。これはうれしい事なのですが、実は私にはプレッシャーです。でも品質の良い手芸用紙バンドを提供するのが「目標」だった創業時の事を思うと、大変ありがたい事だと思っています。