兎屋で手芸用紙バンドにオリジナルカラーの紙を準備し、ストライプカラーの紙バンドを作った最初の組み合わせがST-79「ねず茶×ちょこ」です。まだ紙バンドの仕事を始めて間もない頃、「ちょこ」「ねず茶」を割き、組み合わせて作ったバッグが面白く見えたのです。面白い?そうです。単色でみる「ちょこ」の隣に「ねず茶」が来ることによって「ちょこ」が全く違う色に見えたのです。目の錯覚です。

目の錯覚による色の見え方の変化は言葉では知っていましたが、実際に見てビックリ(これほど違うのか・・・・)と言う事で、それならと作ったのが「ねず茶×ちょこ」のストライプでした。しかしストライプ紙バンドにして見たらあまり目の錯覚効果は無く、普通のストライプでした。思ったのとは違ったのでした。


1番兎屋らしいストライプだと思っています。


東南アジア風と思って作ったけれど編んで行くと和風になりました。

その頃一緒に作ったのがST-77(くろ×おりーぶ×赤ぶどう)とST-78(赤ぶどう×くろ×おりーぶ)です。これは東南アジアの雰囲気を出そうと考えた組み合わせで、特にST-77はバッチリ決まったと思っていましたし、出来上がった紙バンドもいい感じでした。ST-78の方(黒の多い方)は同じ色で作りましたが、配分を変えて置きました。正直ST-78はあまり売れないだろうと思っていました。


黒が多いので地味に見えますが、割き方によって渋くなるのもST-78の特徴です


現在「ねず茶」は売り切れですが、必ず再販売致します

ところが自信のあったST-77で実際バッグを作って見るとあまり東南アジア感は無く、????これは和だなという結果になりました。しかもST-78の方が人気があったのです。つまりST-77・78・79とも私の思った通りではなかったという事です。でもあまり売れないストライプ紙バンドの中ではまぁまぁ売れる方なので、糸準備のタイミングもありますが、数回ほど再生産をしましたし。今年の兎屋復活メニューの中にはしっかり入れて置きました。

あぁストライプ紙バンドってむつかしいかも。