兎屋のスタートは2002年の春ですが、紙バンドに出会ったのは1990年代後半、もうすぐ21世紀って頃に手芸用カラー紙バンドに出会っています。当時は静岡県富士宮市の製紙会社の営業として古紙100%製の「クラフト原紙」を販売していて、あるお客さんの応接間で、紫、赤、黄色、オレンジ、緑、等の紙バンドを見た時「これは面白い仕事!」と思ったのでした。

勤めていた製紙工場の主力商品は100%古紙抄造のクラフト紙で、主用途は梱包用のクレープ紙と、紙ひも、その先に紙バンド用もありました。抄いていた紙はクラフト色かシロの紙だったのでカラフルな色の世界は楽しそうでしたし。これはイケる!と思ったのでした。で、当時は製紙会社の社員でしたので、何とか自社でカラー原紙が抄けないか?いろいろやって見ましたが結果的に無理と言う事になり、四国中央市の紙仲間に声を掛けてOEM生産が出来るかどうか?ってところでその製紙会社を辞めたのです。

突然な事で、言葉のあやと言うか?社長と言い合いになって「じゃぁ辞めます」

おもえば会社員として失格だったという事です。でもやる気はありました。その証拠が写真のクリーム色のファイル。紙バンド用の紙を作る為の準備が細かい字でびっしり書かれていて、迷った時は今でもこのファイルを眺めています。

復刻したST-1858は兎屋を始めた頃(たぶん2004年頃)に作ったカントリーストライプシリーズの一つです。カントリーと言えば「あい色」や「赤ぶどう色」のあせた星条旗カラーを思い浮かべていたからです。兎屋スタート時に作った「赤ぶどう」はアーリーアメリカンを意識した作品に適する色を作ろうと思っていました。もちろんこの「赤ぶどう」は和風でも全然行けます。ところがあるカントリー好きの方に「カントリーイメージのストライプを考えてください」とお願いした時にいくつか出て来た柄の一つが「ST-1858」でした。


肩に掛けて持ち運ぶことが多いのでこの形になっています。1泊お泊りならこれでOK


強度を考えて作っていますが、基本的には単純な構造です。


自分用に作って貰う場合はほとんど取っ手の色は左右違っています。


10年以上前のST-1858バッグと復刻したST-1858ストライプ

さっそく私用に大振りのバッグを作って貰ったのが写真のバッグです。カントリー柄とは言えない落ち着いた飽きのこない色合いになっています。私のお気に入りのバッグとなっています。大事に使っているので10年以上経ってもご覧んの通りしっかりしています。


ストライプのめいぷる色部分をきゃらめる色に変えています。


新旧ST-1858、ちょっと色合い違いますが、雰囲気はそのまま。

兎屋は2015年1月に再スタートしました。急な事だったのでしばらく自宅で仕事をしていました。自宅で兎屋をすると言う事は、家じゅう紙バンドだらけになる(笑)と言う事です。しかし春には拠点を出そうと思っていてスタートしたのが2015年7月。何のゆかりもない 静岡県沼津市というところで拠点兼店舗をはじめました。


藤沢市辻堂新町時代を思い出します。


しっかりと兎屋マークも貼りました。

兎屋は通販が主なので店舗をする積りはありませんでしたが、たまたま店舗が出来そうな物件と出会ったので、一応店舗らしくしたのです。で始めて見たら、アレッ?このスタイルって2002年兎屋を神奈川県藤沢市でスタートさせた時とほぼ同じだという事に気が付きました。・・・・あれから13年・・・・高知県へ家族で移住ということもありました。 高知県黒潮町で過ごした7年弱は実は兎屋紙バンドにとって画期的な出会いをもたらしてもいました。無駄ではなかったのです。

その後、静岡県へ移り、店舗をスタートさせたという事です。で、気が付いたら
①兎屋コレクションカラー紙バンド(愛媛県産)
②クラフト・カラー紙バンド(静岡県産)の2ブランドになっていたという事です。やっと自分のやりたかった紙バンドの仕事が出来る(はず)展開になりました。

【兎屋店舗住所】
〒410-0047 静岡県沼津市庄栄町4-14
電話・ファックス : 055-943-6682
営業時間 月〜金: 10:00 – 16:00 定休日:土・日・祭日

【兎屋店舗地図 グーグルマップ】

※兎屋沼津実店舗地図はこちらを クリック。PDF形式で表示されます。