Carrot_Small紙バンド手芸って何? 🙄


特別な形式の抄紙マシンで作られたクラフト紙やカラー紙で作られた紙糸を(手芸用では12本が一般的です)並べ作られている紙バンドで様々な物を手づくりする手芸の事です。カゴやバック・小物作りが人気で、優しい紙材料と身近な道具で本格的な作品が出来上がります。 色や作り方を変える事で、カテゴリーを越えた作品が出来るのが紙バンド手芸の魅力です。紙バンドで作られたカゴやバッグは紙とは思えない完成度と強さです。

※紙バンド手芸の呼び名にはいろいろあります。兎屋では紙バンドそのままの呼び方を使い「紙バンド手芸」としていますが、大手手芸メーカーのハマナカさんは商品名として「エコクラフト」と呼び、その名称が紙バンド手芸の別の呼び名になっています。また、「クラフトバンド」という呼び名も紙バンド手芸の別名称として広まっています。

■どんな作品が出来るの? 🙂

紙バンド手芸は気軽に始められ作り手さんの好みで仕上げる事が出来ます。しかも完成度の高い作品が出来ます。たとえばハンドバックと言ってもいろんな形があると思いますが、編んで作る形式のものであればほとんど紙バンドで作れます。ここをクリック下されば「兎屋」がご案内する様な作品をお見せ致します。また一部兎屋のフリーレシピがpdfファイル形式でダウンロード出来るようになっていますのでお試しになってください。 兎屋フリーレシピ(目次)はこちらをクリック

■どんな道具が必要なの?

まず「はさみ」「木工用ボンド」「洗濯ばさみ」と言ったところでしょう。また梱包用のPPバンドも使います。これは紙バンドを裂くときに便利な物です。仕上げは水性ニスを塗りますが、油性でもOKです。道具についての詳しい説明はここをクリックしてください。


道具説明のチラシをpdf形式でダウンロード出来ます。 講習会や教室でご利用下さい。こちらをクリックするとダウンロード出来ます。


 

■ちょっと詳しい紙バンドの話

紙バンドとは梱包材料として昭和40年代(1960年頃)に誕生した材料です。テープ状の紙を撚って並べ、糊で固めて紙バンドにすると言う、いかにも日本人的な発想で考えられた紙バンドです。が、残念な事に本来の梱包材料としての役目は早々とPPバンドに切り替わっています。現在では主に、米麦袋(開口部の縛りひも)や工業用(製紙マシンの部品として)として利用されています。と言っても工業用(製紙マシン用)などを目にすることはないでしょう。米麦袋用としては8本糸バンドが主流ですが5kg入りなどの小袋用に5本糸バンドもあります。紙バンドの 幅や構成する糸の本数はその用途により様々です。

もっと詳しい紙バンドの話はこちらをクリックしてください。

■紙バンドに使用される「紙」は・・・?

紙バンドは紙バンドに適した「紙」から作られています。 適した・・・とは「紙バンド加工に適した」という事です。これは抄き方の事です。一方「紙」の原料の話になるとフワフワしています。・・・・再生紙で作られている・・・・という話が広まっていますが、注意が必要です。再生紙100%というと古紙100%ような気がしますが、古紙の配合率がまちまちなのです。再生紙とは便利な言葉なのです。しかも人気のカラー紙バンドは古紙流通事情により100%バージンパルプで作られています。古紙は入ってないという事です。紙バンドメーカー、あるいは手芸メーカーとしては責任ある説明が求められると兎屋は考えています!

その「紙」をテープにし、糸状に撚り、糸を並べたものを糊で固め、ドライヤーロールに巻きながら乾燥して紙バンドが完成します。紙バンドに使用する「糊」は ポバール糊と呼ばれているもので、糊としては基本的なものです。ポバール糊は切手裏の糊にも使われていて安全です。

■紙バンド手芸としてはいつ頃から?

紙バンドが梱包材として1960年代に誕生した時から、余った紙バンドを使っていろいろ編まれていたようです。手先の器用な日本人は紙バンドを使って昔ながらの編 み方で、生活必需品としてカゴやバックを作っていました。ワラやツルでカゴを編んでいたのと同じ感覚だったと思われます。数十年前の日本では当たり前の風景だったのでしょう。そのうち紙バンドという材料の良さが認められ手芸として広まったようです 。※1  1960年代には愛媛県四国中央市(愛媛県:旧川之江市)で今と同じようなカラー紙バンドやストライプ紙バンドが水引代用品や手芸用として作られ販売されていました。手芸用としては九州や東北方面で数年程流行していたそうです。

 

※1:昭和40年代に数年間だけブームになった時期もありましたがその後すたれ、現在皆さんが楽しまれている紙バンド手芸は2002年頃からの流れとなっています。そのため紙バンド作品を目にする場面は少なく、近くにカルチャースクールや手芸教室があっても「紙バンド手芸講座」が設けられていない所のほうが多いようです。また個人で教室や講習会活動などをされている方の情報は目にする機会が少ないのが実情です。まだまだ知られていないのが「紙バンド手芸」です。

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