紙バンド手芸材料専門店「兎屋」がご案内する手芸用紙バンドです。
それぞれカテゴリーごとに分けてご説明します。


兎屋コレクションカラー/高知県原紙+愛媛県紙バンド

~兎屋は「紙」と「加工」にこだわっています~

兎屋は「紙バンドは紙製品」の信念のもと、 紙にこだわる事で厳しい紙バンド加工をスムーズにし、手芸用紙バンド品質を上げようと考えました。と言えば簡単ですが、意外に厄介な事でした。まず使える「紙」がなかったのです。その為2009~2010年頃までは、愛媛県産の一般的なカラー原紙を使っていました。

カラー原紙の場合、パルプに混ぜる染料・薬品などは、「異物」です。染料を使わずパルプだけで作られた紙とは違った性質が現れます。古紙を使う場合は、さらに古紙処理関係の薬品を混ぜる事になるので、あまり使いたくない紙となっています。異物となる染料を使っても加工適性の優秀な紙や余分な薬品の割合を減らす事によって、紙バンド加工のさまざまな場面でいたずらをしない良い紙。そのような素直な紙が欲しかったのです。

現在兎屋コレクションカラーの構成は
小ロットカラー原紙→強靭な高知県産の紙(兎屋が偶然見つけた奇跡の製紙会社)
紙バンド加工→兎屋信頼の愛媛県の紙加工会社(とても品質意識の高い工場)
となっています。

「色」についてはこだわりの中間色を作る為に小ロットの壁と格闘し、その突破口を製紙会社に求めて実現しています。小ロット抄造で紙を作る為、ロット毎で色や風合いが多少違いますが、紙バンド手芸をなさる場面での品質ラインは高めています。ぜひ一度弾力性のある兎屋紙バンドを手に取って頂き、編み具合・割き具合・そしてなによりも完成された後の作品のハリをお確かめ下さい。

尚、お客様で(こんな色があったらいいなぁ・・・)と言うようなご希望・ご意見などがございましたら、兎屋へご提案ください  お待ちしています。


カラー紙バンド/愛媛県原紙+静岡県紙バンド

~たくさんの色~

「兎屋」で販売しているメイン商品「兎屋コレクションカラー紙バンド」は愛媛県四国中央市で作られており、兎屋店主(佐野:愛媛県出身)が愛媛県紙産地と仕事等で関係が深い事もあり、唯一の西日本製となっています。 ※1これは愛媛県出身の私にとってはうれしい事です。しかし残念ながら「兎屋紙バンド」は値段が他にくらべてちょっと高い。

その為、品質が良くてお求め易い手芸用紙バンドも作りたいと、兎屋創業当時から考えていました。特に高知県在住時代の6年半は特に考えていました。当時は品質の悪い紙バンドが手芸用と称して出回り始めた頃でした。兎屋としては「良品適価」の手芸用紙バンドも作らなければならないと思っていたのです。

そして、あきらめずに探し続けていた結果、ひょんな事からチャンスがやって来たのが2014年の暮れです。今までの経験と沢山の方の応援を頂き、ついに兎屋監修のスタンダードカラー紙バンドを販売する事が出来ました。と、いう事で、「兎屋紙バンド」とは一味ちがったカラー紙バンドのシリーズ(静岡県産)のご提供です。色の中には昔の兎屋時代に作った色や、四国の製紙会社仲間と一緒に作った色も入れております。どうぞお試しください。

※1 現在、紙バンドの生産は、静岡県(富士市・静岡市)が生産の主流とされています。


くらふと&クラフト

~基本の自然色~

兎屋提供のクラフト系紙バンドは2種類です。一応愛媛県産の方をひらがな表記で「くらふと」とし、静岡県産の方はカタカナで「クラフト」として区別しています。クラフト紙バンドの原紙は「くらふと」「クラフト」共に静岡県産原紙を使っています。

くらふと/静岡県産原紙+愛媛県紙バンド

○「兎屋くらふと紙バンド」 :愛媛県産・・・・兎屋の手芸用紙バンド「くらふと」は国産クラフト原紙を使用し、愛媛県の紙バンド加工会社さんで加工しています。糸数は12本、ふっくらとした風合いが特徴です。

 

クラフト/静岡県産原紙+静岡県紙バンド

○「クラフト紙バンド」 :静岡県産・・・・国産クラフト原紙を使用し、静岡県の紙バンド加工会社さんで加工しています。良品質でお求めやすい紙バンドです。

!エコの謎?再生紙の謎 : 紙バンド手芸に使用する紙バンドは自然にやさしいと言われる事が多いのですが、理由はあいまいです。再生紙の定義も不確かな中で・・・・再生紙100%とか、牛乳パック古紙などという語句がネット上でも見られます。試しに質問して見て下さい「再生紙の中に古紙は何%入っていますか?」するとくどくど事情説明が始まりますよ。でもこれは程度の良い方、ほとんどの方は黙ってしまいます。なぜなら説明出来ない?説明したくない?からです。それと牛乳パックの古紙の事を、スーパーマーケットや古紙回収で集めた使用済み牛乳パックだと思うのは皆さんの勝手ですよ。

紙バンド手芸はエコではないと兎屋は考えています。紙バンド手芸は日本発の楽しい手芸なのです。イメージを作り「再生紙」「自然にやさしい」と言葉を並べるのは売り手の都合です。但し、クラフト紙バンドは良いクラフト古紙の仕入ルートをちゃんと確保している製紙メーカーさんの紙(しかも紙質良いです)なのでクラフト古紙100%の再生紙が使われている可能性が大きいです。でも古紙の発生が少ない時期はパルプで補う事は製紙業の世界では普通の事です。この辺りの事情がどうやら(紙バンド=再生紙=自然にやさしい)になったと思われます。でも残念ながらカラー紙バンドは100%パルプです。


ストライプ紙バンド マーブル紙バンド

~ちょっとした工夫~

○ストライプ紙バンド/複数色の紙糸を並べて紙バンドにしたもので、昭和40年代の第一次?紙バンド手芸ブームの頃にも見られた紙バンドです。並べ方によって紙バンドの印象も違いますし、なにより割いて使うとちょっとおもしろい作品になります。兎屋では愛媛県産と静岡県産のストライプ紙バンドを販売しています。

○マーブル紙バンド/ストライプ紙バンドの場合は糸の色(原紙抄造時の染料着色)違いを並べていますが、マーブル紙バンドは紙に印刷する方法で糸に色を付けています。マーブル模様は2002年兎屋創業当時から考えている「不規則連続模様」の実現の一旦です。でもまだまだ道は遠い・・・・・

 


顔料墨流し紙バンド

~ずっと挑戦~

 「不規則連続模様」の事を考えていた時に移住先の高知県で見つけたのが「顔料墨流し」です。試作をしながら発売のタイミングを計っていましたが、2017年秋に第一回の正式発売をしました。特殊印刷に耐えられる強靭な高知県産原紙と、顔料を吸って紙質が変わったややこしい紙を精度の高い紙バンド加工で製品化する愛媛県の紙加工会社さんたちの協力が無ければ実現出来なかったと思います。

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