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#54 紙バンドの「曲がり=歪み」について

手芸用紙バンドの専門ショップとして営んで行く為には「品質」が大事と思い、「品質」には気を付けて来ました。兎屋として気を付けるという事は、手芸者、紙バンド加工会社、そして製紙会社の立場からも「注視・想像」し、それぞれの立ち位置の方の感覚を参考に、技術的に「工夫・改善」に導く事が紙バンド屋の仕事であり「品質」向上につながると考えています。


例えば、紙バンドのB品理由として○糊カス  ○汚れ  ○端の糸はがれ  ○割れ  ○色あせ ○曲り・歪み などが挙げられますが、兎屋では程度を見ながら、A品、B品、返品、破棄をしています。その中で兎屋が一番厄介だと思っているのが○曲り・歪みです。
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【兎屋コレクションカラー/愛媛県産】コレクションカラー紙バンドは兎屋が、高知県の製紙会社から直接紙を購入し、愛媛県の紙加工会社に委託し製造しています。仕上り工程で正規品とB品がすでに分けられていますが、○曲り・歪みはこの数年発生していないという認識で、紙加工会社も、○曲り・歪みについては、今では全く考慮せず普通に生産しています。この辺りの「品質」に対する感覚はさすが愛媛県の紙産業の人達だなぁと思っています。


因みに小巻加工を兎屋で行っていますが、検品を兼ねる小巻加工時に○曲り・歪みを感じる事はありません。紙バンドの○曲り・歪みにお悩みの方はぜひ兎屋コレクションカラーをお試しください。紙バンドのハリもありますよ。

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【カラー紙バンドとクラフト/静岡県産】2015年から扱い始めたカラー紙バンドです。○曲り・歪みも対策を講じ、紙加工会社さんの努力で2017年の5月に一応の品質達成を見ています。総合的に見てコレクションカラー紙バンドに比べると品質は劣り、○曲り・歪みは、まだ若干見られますが、以前の品質に比べると劇的に改善されています。


兎屋がお付き合いさせて頂いている静岡県の紙バンドメーカーさんは後発メーカーの為、常識に囚われる事なく、様々な実験を重ねています。私としては「なぜ今更そんな事やるの?」と思う事もありました。ところがその実験が品質向上に役立っているのです。現場の責任者さんが研究者気質だという事もありますが、紙の加工会社として真面目に取り組んでいます。まぁ当たり前と言えば当たり前なのですけどねぇ・・・・

— posted by 兎 at 05:32 pm   pingTrackBack [0]

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